探訪!オートデスク株式会社
今回は2017年から新たに始まった「tech surf(テック サーフ)」についてご紹介します。
tech surfという勉強会
「テクノロジー」。いまやあって当たり前、触れずには生活も仕事もままならない! と感じてしまいます。でも、ただ単にできあがったものを使うだけではなく、せっかくなら作れる側に回りたい。新しい技術に触れてみたい。そして提案できる人になりたい。tech surfとは、そんな社員の「技術力の底上げ」を目的として開催されている社内勉強会です。
隔週水曜日の就業時間後、社内のフリースペースを確保して開催しています。ハッカソンよりさらにゆる〜いスタイルで、皆で集まって、各自「もくもく」と、好きなものの制作に没頭するいわゆる「もくもく会」です。
これまでに「Swift」「Python」などのプログラミング言語、「Node-RED」などのプログラミングツール、そのほかに「TensorFlow(機械学習ライブラリ)」「Dialogflow(言語解析エンジン)」などを学びました。簡単なスマホアプリを作ってみたり、飼い猫の写真をAIの画像認識にかけてみたり。そんな始まりから、長期的な開発につながっている活動もあります。
非エンジニアが、アプリをつくってみた!
最大の特徴は、参加者がエンジニアに限らないということ。
営業担当やバックオフィスの面々、「プログラミングなんて触ったことない!」という非エンジニアメンバーも、ITソリューションやiOSアプリ、チャットボットなどを開発しています。
ときどき成果物を発表して、お互いを刺激し合いつつ、助け合いながら切磋琢磨!
初開催から半年間で「受付アプリ」「製品ごとのサポートbot」「カスタマーサポート用の画材情報データベース」などが、社内の非エンジニアの手から生み出されました。
開発体験によって、自分の言葉でお客様にソリューションを提案できるようになることも活動の狙いです。
個人的なお気に入りアプリは、ある営業さんが作り出した「忙しそうな上司に話しかけやすくなるアプリ」。うわ便利!......とはいえ、このアプリが活躍しないように日頃から心がけたいものです。
みよしでした。