探訪!株式会社Box Japan

インタビュー

2019.10.31

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株式会社Box Japan
(写真左)チャネル営業部 シニアマネージャー
藤田延也 氏

(写真中央)ワークプレイスサービス マネージャー
野上恭平 氏

(写真右)執行役員チャネル営業部 上席部長 兼エンタープライズ営業1部 部長
高山清光 氏

メーカーさんを訪問して、皆さまの使っているツールが提供される背景を取材するシリーズ。今回は、クラウド・コンテンツ・マネジメント領域をリードする米国Box社の日本法人「株式会社Box Japan(以下、Box)」です。


Too:今回は私たちも毎日使っているBoxさんにお話がお聞きできるので嬉しいです。まずは御社について教えてください。

藤田さん(以下、敬称略):私たちは「皆さまの働き方を変える」を企業ポリシーとしています。Boxは、エンタープライズに特化した、クラウド・コンテンツ・マネジメントプラットフォームです。ファイルなどのコンテンツ共有を円滑にし、共創を促すツールとして使っていただいています。ありがたいことに日本では約5,200社の導入社数(2019年10月時点)を誇り、幅広い規模や業種のお客様にお使いいただいています。

クラウドツールを取り巻く環境

Too:私はまだ社会人経験が浅く実感がないのですが、クラウドツールの登場前と後で、世の中にはどのような変化があったのですか?

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野上さん(以下、敬称略):クラウドツールを使うことで、場所や端末を選ばず業務コンテンツにアクセスすることができるようになりました。そのためオフィスのあり方は変わってきています。私はBoxの日本オフィスを構築する立場なのですが、最近は会社・家の二択ではなく、柔軟なワークプレイスの選択が可能になったことです。Boxも含めて様々なクラウドツールが生み出され、世の中に浸透してきた結果なのかなと思います。

高山さん(以下、敬称略):今の人はUSBやフロッピーディスクなんかはご存知ですかね(笑)。

Too:フロッピーディスク……聞いたことはあります(笑)。

高山:ちょっと前までの資料のやりとりはFAXやメールが主な方法でした。ファイルを探したり、容量の制限で分割して送信したり……クラウドツールがなかった時代は、仕事のための仕事に時間を削る人がたくさんいました。Boxの活用で、そのような作業が限りなく少なくなっているのではないでしょうか。

あとは、やっぱり紙を撲滅したいという会社は非常に多くなりました。働き方改革を頑張ったのにうまくいかなかった会社というのは、紙を捨てきれなかったところが多いというデータも出ています。例えば、自宅で働いている時に会社にある資料が必要になり、出社している同僚にいちいち電話をかけて確認する…。それってリモートワークの意味がありません。対社外というのは、相手の事情もあるし変えにくい。じゃあ、働き方改革の第一歩として何ができるのかと言えば、まずは社内の環境を変えることに意義があるのではないでしょうか。

思わず行きたくなるオフィスづくり

Too:では、御社の社内の環境について教えてください。

高山:すごく能力の高い人が、部署が変わったとたん急に能力が落ちてしまうという話を聞きます。その原因は何かと探ってみると、チームのメンバーが自分のすべてを受け入れてくれないということがある。この問題を解決するために重要なのが、いかに心理的安全性を高められるかです。

野上:そこで弊社では、社員の席をフリーアドレス制ではなく、あえて固定席制にしています。自分の居場所を持ってもらい、自分らしくカスタマイズしてもらいます。コーヒーメーカーを置いてコーヒーを淹れている人もいれば、何も置かずにスッキリしている人もいます。自分らしさを発揮できる環境を作り、最高のパフォーマンスをしてもらう。これがオフィスの存在する意義です。

高山:私たちは形あるモノを売っているわけではありません。創業者がよく言う言葉ですが、Boxのサービスを受け入れてもらうためには、今までにない機能やアイデア、発想がすべてです。「こんなの絶対流行らないよ」というサービスが意外にヒットしたりする。そういう会話って、家で働いていたらできません。オフィスに来て、普段会わないような部署の人と会って会話をして雑談した結果、「これ面白いんじゃない?」と言う突発的なアイデアが出るんです。

野上: Boxを使っていればどこでも仕事ができる……ということは、オフィスはいらないという極論にもなります。そのために座席の工夫だけではなく、フリーのスナックコーナーやランチを用意し、対面でコミュニケーションを取りやすくする工夫をしています。そのほかにも授乳部屋や、禅ルームという、公に休憩できるスペースもあります。様々な事情を抱える社員が、少しでも早く仕事に復帰できる環境づくりのためです。「ここが自分の会社なんだ」という帰属意識を持ってもらうことがとても重要です。

高山:ありえないはずの人とのありえないコミュニケーションが、私たちにとって何よりも財産となります。それが発生する仕組みをオフィスとしてどう作っていくかが、すごく大変でもありおもしろい部分です。

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ランチが食べられる広いスペース。奥には卓球台もあります。

これまでの挑戦、これからの挑戦

Too:他にも挑戦したことについて教えてください。

藤田:1ヶ月間、オフィスの外で働きましょうというテレワーク検証を全社規模で実施しました。オフィスと変わらない仕事をする環境をどこでも持てるので利便性には問題ありませんでした。ただ、個人的に言えば相手のニュアンスや表情、声色、そういうのをひっくるめて、face to faceでコミュニケーションをとりたい場面は毎日必ずどこかで起こるので、そういった場面でオフィスの必要性を感じました。

テレワークはテレワークで制度として必要ですし、選択肢として広がるのはとてもいいことです。一方で、私自身が仕事を進めやすい方法は何かと考えた時、改めてオフィスに来て、人と顔を合わせてコミュニケーションをとりたいとも感じました。このあたりは新制度を作るためにも検証を重ねる必要があります。

高山: Boxはまだまだ新しい会社なので日々状況が変わっていきます。今後に関して、答えのない議論をすることにオンラインは向かないこともあります。そのときに諦めるのではなく、ITでこの問題を解決するためにはどういう機能があればいいか考えることが必要です。

制約があると、人は考えるようになります。私たちも様々な取り組みをしてきた中で、試行錯誤しながらチャレンジすること自体がおもしろいことなんだという気づきがありました。

Too:今後Boxはどのように変化していくのでしょうか?

高山:すべての企業におけるコンテンツ・マネジメントプラットフォームを目指しています。コンテンツをさらに利活用にするためには何が必要かは常に考えています。特に、人工知能の導入やワークフローは力を入れて考えなければいけない領域です。

あと、これは野望なのですが…例えば「ハコる」とか「Boxしてきた」のような言葉が生まれるといいですね(笑)。リンクを送った状態なのか、データをBoxに挙げた状態なのか、社員でも意識の差があります。今後推進していくためにも「送る」というような言葉や、Boxという言葉はなんなのか再確認する必要はありますね。

Too:最後に、御社にとってTooはどんなパートナーか教えてください。

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藤田:おかげさまでTooさんには古くからBoxを販売していただき、大規模なお客様から小規模なお客様まで、様々な層のお客様がいらっしゃいます。Tooさんの強みは、お客様の業務に寄り添った提案ができるところです。いかに仕事を効率化できるか、どうすればBoxをスムーズに導入できるか、お客様目線で機能を訴求していただいています。Boxの進んでいく道とTooさんが一緒になりながら、お客様を第一に考えた提案をしていただける。信頼できるパートナー様だと思っています。

高山:従業員100名以下の会社が99%以下を占める日本で、クラウドのいいところは、大企業が使う機能を5人の会社でも使えてしまうところです。中小企業が生産性を上げる必要に迫られる中で、Tooさんは全国津々浦々、積極的にアプローチしてもらっています。Boxがやりたい社会使命を一緒にやっていただいていて本当にありがたいと思います。

Too:ありがとうございました!

社員全員ニックネームで呼び合ったり、新しく入った社員の机にはバルーンが飾ってあったり、Boxオフィスには施設だけではない楽しいところがいっぱいありました。新しいアイデアを呼び起こす、オフィスと働き方を探索するチャレンジが今後も楽しみです。


株式会社Box Japan

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