世界中の"つくる"を支える。株式会社マキタさま

インタビュー

2018.09.26

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株式会社マキタ
総合電動工具メーカーとして、充電式を含む電動工具、木工機械、エア工具、エンジン式を含む園芸工具を取り揃え、世界各地で人の暮らしと住まい作りに貢献。

Tooのみよしです。最近、DIYでキッチンに調味料棚をつくりました。
そんな休日のDIYからプロの現場まで、大活躍するのが電動工具です。今回は電動工具メーカーとして、世界中の暮らしや住まいづくりを支える株式会社マキタさまを訪問! 世界ブランドを支えるデザインの現場について、宣伝デザイン室の平松さんにお話を伺いました。

世界ブランドを支える

Too:「電動工具といえばマキタ」。ブランドを支える宣伝デザイン室では、どんなお仕事をされていますか?

makita-002 株式会社マキタ 宣伝デザイン室 宣伝2課課長 平松 匠 氏

平松(以下敬称略):会社に関わる、あらゆる情報発信のコンテンツ制作を担当しています。カタログやパンフレット、3DCGを使ったプロモーションビデオなどのユーザー向け情報、そのほかCSR活動、IR情報、採用情報など。カタログやWebサイトなどコンシューマーの方々に触れるものだけではなく、販売店や修理店に向けたドキュメントやコンテンツも制作しています。

電動工具というのは、職人の使う手工具、つまりトンカチやノコギリと同じようなものです。現場でプロが使うものなので非常にヘビーデューティー(耐久性のあること)ですが、それでもやっぱり壊れることがあります。故障すると工事ができない、家が建たなくなる、つまり仕事が止まってしまうわけです。通常は修理して手元に戻ってくるまでタイムラグがありますよね。うちは預かって戻すまで3日、短期間で修理できるアフターサービスが強みです。

これを下支えするのが、我々の制作するアフターサービス情報です。営業所に持ち帰ってすぐ修理できるスタイルを浸透させるため、販売店や修理店向けに修理マニュアルを制作しています。複雑な分解図、組立図などを分かりやすく伝えることが大切です。

Too:なるほど、誰でも修理できるように分かりやすく伝える。

平松:製品は世界150カ国で販売しています。そこで、全世界の方々が修理工程を見てわかるように、動画コンテンツなども積極的に制作しています。

ただ見るだけでは限界があるので動画に字幕を入れます。字幕ひとつとってもビルマ語、クメール語、アラビア語、ペルシャ語……などなど。多いものだと何十言語の字幕をいれて、YouTubeで限定公開しています。さらに製品は先進国だけではなく新興国にも多く提供しているんですね。インフラが不安定だと動画は見られないので、ドキュメントも連動して多言語でつくります。

Too:それは翻訳作業も大変そうです……!

融合しあって仕事する

平松:そうですね。ただすでに世界約50カ国の拠点と協力して、多言語対応する仕組みができています。現地で翻訳して、最終的には宣伝デザイン室で仕上げています。そうそう! 内製の仕組みがあるので、会社案内のムービーもしっかり30言語以上に対応させちゃいました。

makita-005

Too:メンバーは、どんな方が多いのですか?

平松:新卒入社はいなくはないですが、宣伝デザイン室にはそれほど多くないですね。海外営業の経験者の方が、アフターサービス系の業務をやっていたりとか。それと言語ができる人はたくさんいます。TOEICの高い点数を取れる方が数十人いて、ほかにドイツ語とかフランス語、スペイン語とか。すごいですよ。私は全然ですが(笑)

宣伝デザイン室は40名弱で、デザインもしながら、多言語関係の業務をするチーム、アフターサービスに関わる技術情報を扱うチーム、それぞれが融合しあいながら仕事を進めています。多言語、3DCG、動画、技術情報など、面白い仕事をしていると思います。

新しいアプリであったり、AIであったりへの取り組みも進めています。いまはこれまで難しかったことが、どんどん簡単になっていますよね。ただ技術はやみくもに最先端だから素晴らしいわけではなく、仕事を進める上では、その技術を使うことに意味がある、妥当性がとても大切だな、と実感しています。


プロの仕事を止めないアフターサービスこそ「マキタ」ブランド。株式会社マキタの宣伝デザイン室では、それを支えるお仕事をされていました。世界各国での地域密着を実現する仕組みづくりに、世界中のユーザーから仕事道具として愛用される理由を垣間見た気がします。

また本記事はTooの保守サービス導入事例 の取材に際してお話いただきました! みよしでした。

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