design surf seminar 2024 速報

レポート

2024.11.01

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Tooは、特別セミナー「design surf seminar 2024 - デザインの向こう側にあるもの - 」を、2024年11月1日（金）に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催しました。今年もたくさんのお客様にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。

design surf projectのXアカウント「@designsurfpj」でも当日の様子をリアルタイムに発信しましたので、そちらもぜひチェックしてみてください。

それでは、全8セッションの速報レポートをお届けします！

A-1
デジタル革命時代のサービスデザイン - プリティーシリーズの革新

【スピーカー】塚田裕太 氏／株式会社フューチュレック　松本紘平 氏　藤原彩花 氏／株式会社タカラトミーアーツ

タカラトミーアーツのキッズアミューズメントゲーム「プリティーシリーズ」を事例に、ユーザーの行動変化に適応した新しいサービスデザインの可能性について語られました。

アミューズメントゲーム機とWebの連動体験を通し、革新的なユーザー体験をデザインするまでの道のりやアプローチについて紹介され、現代のニーズに応えるためのサービスデザインのヒントが得られる貴重なセッションとなりました。

※ポストの日付の部分をクリックすると、さらに実況ポストがご覧いただけます

B-1
マネージャーになった時に知っておきたかったこと　〜 もやもや解消のエッセンス 〜

【スピーカー】⼆神元 氏／株式会社クボタ, 一般財団法人大阪デザインセンター

デザイン事務所やさまざまなメーカーのインハウスデザインを経験し、今デザイン部門を率いる立場となった株式会社クボタの⼆神元氏。デザイン部門から見た経営ではなく、経営側の理屈に則ってデザイン部門を見た時に見えてきた新しい景色や疑問を、参加者と共有しながらセッションが進められました。

デザインと経営の結びつきや、会社にとってのインハウスデザインの活動の価値など、マネージャーになった時に知っておきたかったことについて語られ、参加者の視野を広げました。

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A-2
老舗体質からの脱却　－ デザインで、新しい市場を切り拓く

【スピーカー】竹内一紘 氏／平安伸銅工業株式会社

1952年創業の老舗でありながら、こんなのがあったらいいな！というおもしろいアイデアをどんどん形にしていくベンチャー気質も持ち合わせる平安伸銅工業株式会社。「老舗ベンチャー」として、デザインするという視点から取り組む組織づくりについて語られました。

具体的な事例を交えながら、メンバーの自律をベースに展開するカルチャーや、その結果生み出されるブランド・組織のかたちについて紹介され、改めて組織のあり方について考えさせられるセッションとなりました。

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B-2
「デザイン + 法」で何ができる？　 〜 デザイナーと法律家が共に歩むデザインビジネスのありかた 〜

【スピーカー】藤井将之 氏／日本デザイン団体協議会(DOO) , 藤井環境デザイン　峯唯夫 氏／デザインと法協会,弁理士・弁理士法人レガート知財事務所

実際に法律家を招き、デザイナーの創作活動を守る法について、わかりやすく紐解かれたセッションでした。

契約や報酬、知財についての法が曖昧なまま進めるとトラブルになり得てしまうデザイン業務。今後のデザイナーのビジネスを守るために知っておくべきことがぎゅっと詰まった、大変貴重なセッションでした。

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A-3
手でつくる気分の形

【スピーカー】山口萌子 氏／株式会社日本デザインセンター

山口氏が携わってきた数々のプロジェクトの具体的な事例や制作過程、その中での気づきが紹介されました。デザインとはどういう存在なのか、言葉で伝えきれないものをデザインすること、考えるだけではなく手で探して見つけ出すことについて語られました。

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B-3
Adobe MAX最新情報とFireflyの使いどころ 〜 アドビの岩本さんに聞いてみよう！ 〜

【スピーカー】岩本崇 氏／アドビ株式会社　前田勝規／株式会社Too

例年大人気のAdobe MAXレポートセッション。今年もアドビ株式会社の岩本氏が登壇し、重要ポイントについてデモを交えて紹介されました。

仕事のどんな場面でアドビのアプリとFirefly（生成AI）の連携が役に立つのか、前田氏が制作者視点で深掘り。Fireflyの具体的な活用や可能性について見えたセッションとなりました。

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A-4
グローバル市場で成功するための革新と戦略：日本企業の挑戦とデザインの役割

【スピーカー】佐藤祥 氏／株式会社キッチン＆カンパニー

ファッション、カルチャー、食、そしてデザインといった多様な分野に焦点を当て、日本企業がグローバル市場で成功を収めるための具体的なアプローチについて紹介されました。

市場トレンドや日本企業が直面する課題を分析しながら、それらに対してデザインの力でどう解決できるか、具体的な成功事例も交えて話が進められました。

グローバル市場で独自性と競争力をどのように高めるか、一緒に思考を巡らせるセッションとなりました。

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B-4
デザイナーの未来を支える：メタバースから現実世界まで

【スピーカー】柴原誉幸 氏／スペースラボ株式会社

急速な技術革新が進む社会において、デザインと先端デジタル技術を掛け合わせることで生まれる未来について語られました。

デザイナーの最高のサポーターを目指して、 CGパース制作から始まり、メタバースやAI開発、さらには施工へと事業を拡大してきたスペースラボ。「デザイナーを助けたい」を軸にした事業展開のストーリーを踏まえ、デザイナーの環境が改善され、良いデザインが溢れる未来を共創するためのアプローチが紹介されました。

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ハッピーアワー


会場ではセッションの他、ホワイエでの展示や、登壇者の方々やご来場の皆さまが交流するハッピーアワー（懇親会）を開催しました。

展示スペース


今回、ホワイエ展示では、参加者が普段のお仕事のあるあるを共有できるボードが設置され、参加者同士が交流できるような仕掛けも準備されました。

今年で9年目を迎えたdesign surf seminar。今年も多くのお客様にお立ち寄りいただきました。ご来場いただき、ありがとうございました。

各セッションの詳しい個別レポートは、随時公開予定です。いましばらくお待ちください。

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