校正システムを共同開発したカルビー株式会社様より感謝状をいただきました

レポート

2023.10.16

シェア

右から、カルビー株式会社 品質保証本部 本部長 遠藤様、Too 開発チームの林、梅田、加藤


Tooでは、2019年よりカルビー株式会社様の商品パッケージの校正システム開発を一緒に進めてきました。開発されたシステムは、「Calbee Automatic Proofreading System」の頭文字をとって「CAPS(カルビー様専用TooAI SUITE)」と命名され、2021年夏より包装商品やパッケージ校正で運用が実施されています。

カルビーグループ社内の取り組みに対する表彰制度である、社内アワード「Calbee Group Award2022」にて、「CAPS」開発の取り組みが「ベストプラクティス賞」に輝き、プロジェクトを推進された皆さまが表彰されました。

これを受け、カルビー株式会社 品質保証本部様よりTooの開発チームに感謝状をいただきました。

感謝状には、「株式会社Too CAPS開発チームの皆様」として、「CAPSの開発に全力で取り組んでいただき弊社の商品作りのプロセス改善に多大なる貢献をされました Calbee Group Award 2022でのCAPSチームの「ベストプラクティス賞」受賞にあたり貴社の大いなるご尽力に敬意を表して心からの感謝の意を申し上げます」と書いていただきました。

DSCF2604.jpg

お客様の経営に寄り添ったプロジェクトへの参加

今回のプロジェクトへの取り組みの背景には、カルビー様が経営方針として掲げる「サステナブル経営」があります。その中の貢献のひとつとして、商品を通じた「食の安全・安心の確保」を掲げており、具体的な施策として、「CAPS」の開発による「商品パッケージ表示の校正作業の一部を自動化」があります。

Too CAPS開発チームより

感謝状をいただき、大変光栄です。現在開発チームでは、新しい機能の開発や、カルビー様が業務で利用されているCAPSの安定稼働を図っています。また、CAPSの開発を進めつつ、レイアウトや原稿のルールをカルビー様と一緒に精緻化していくなど、商品デザイン制作全体の品質向上にも繋げることができています。これからも進化を続けるパッケージに並走し、業務に役立つ「生きている校正システム」の実現を追求したいと考えています。


カルビー株式会社HP 「商品を通じた貢献〜食の安全・安心の確保」
「TooAI SUITE」導入事例
パッケージチェックシステム構築サービス「TooAI SUITE」

関連記事

【design surf seminar 2023】Whateverが「見たことがないもの」を生み出し続けられる理由

2024.01.12

【design surf seminar 2023】設計事務所における横断型クリエイティブについて

2023.12.28

【design surf seminar 2023】10年でどう変わった? デザインとあの(業務・お金・知財・契約)話 ~実態調査アンケートから読み解くデザイン業界のリアル~

2023.12.26

【design surf seminar 2023】拡張する空間概念 地中から空中まで

2023.12.25

【design surf seminar 2023】ソニー・ホンダモビリティにおける新たな共創デザイン開発

2023.12.21

【design surf seminar 2023】Vision To The Future:日本の未来をどうデザインしていくか

2023.12.07

【design surf seminar 2023】Adobe MAX最新情報と人工知能が目指す道  ~アドビの岩本さんに聞いてみよう!~

2023.12.05

design surf online

「デザインの向こう側にあるもの」ってなんだろうを考えよう。
design surf online(デザインサーフ・オンライン)はTooのオンラインメディアです。

 design surf onlineについて

おすすめ記事

探訪!オートデスク株式会社

訪問!日本デザイン学会様

探訪!Jamf Japan合同会社