画材の展示会「Art Materials World」レポート@アメリカ

レポート

2019.04.08

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2月24日(日)から3日間、アメリカのサンアントニオにて画材のトレードショー「Art Materials World」が開催され、Tooグループはコピックブランドのメーカーとしてブースを出展してきました。 それでは、入社2年目さいとうの出張レポートにお付き合いください。


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開催地のテキサス州サンアントニオは、2月末とはいえ春の陽気。水路沿いに飲食店が立ち並ぶリバーウォークが有名な観光都市で、砂漠の中のオアシスといった雰囲気です。

Art Materials Worldとは?

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さてさて本題です。Art Materials Worldは、NAMTA(The International Art Materials Association)が主催する展示会です。1951年に初開催してから約70年の歴史がある展示会で、世界各国の画材メーカーや販売店が出展しています。新製品の発表や優秀な製品の表彰などが行われ、毎年画材業界を賑わせます。

今年のブース出展数は約120、中には日本でおなじみのブランドロゴもありました。ユーザー向けの展示会と違うのは、ブースの大部分を商談スペースとして活用する会社も多く見られたこと。業界での知名度が高くなると、製品展示は最小限のところもあるようです。一方、新製品を紹介するブースでは、デモンストレーションや試し書きに人だかりができていました。

Tooグループブースでは

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Tooグループはコピックブランドを中心にブースを展開しました。ブランド製品の中でも海外で取り扱いのない商品の紹介や、各種デモンストレーションを行いました。

アメリカでは、スクラップブッキングやメッセージカードなどのペーパークラフトが盛んです。このクラフト文化と相俟って、コピックはクラフト制作ツールの一種として人気が確立されています。もちろん日本的なイラスト制作もメジャーなようで、ライブドローイングではコミックイラストの着彩が人気でした。

Tooグループでは現在、アメリカに現地法人を立ち上げるなどして、各種製品の海外展開にも力を入れています。コピックアワードをはじめとしたTooグループ製品のワールドワイドな展開にもご期待ください。

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