48時間でつくる!3DCGアニメーション・コンテスト台湾本戦

レポート

2018.08.30

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Tooのショージローです。
学生たちが48時間で3DCGアニメーションをつくる戦い、「ASIAGRAPH Reallusion Award 2018」の台湾本戦に同行サポートしてきました。

ASIAGRAPH Reallusion Awardとは?

一言で説明すると「3DCGツールを使って、48時間以内にショートムービーをつくる学生向け世界コンペ」です。ASIAGRAPH 最大のアクティビティのひとつ。前身であるReallusion Awardは2010年にスタートしました。教授や大学生から好評を博して、2012年には他のアジア諸国に拡大し、正式にASIAGRAPH Reallusion Awardと改名しました。

ライブ3Dアニメーション・コンテストとして発展し、2018年には、13カ国111校250チーム(700名以上の学生)がこのイベントに参加しました。日本では2015年より参加をはじめ、2016年からTooが国内予選の大会運営と、リアルタイム3Dアニメーションソフト「iClone」の技術提供をしています。

日本予選運営&技術サポートをTooが担当

2018年の国内予選は5月末から6月上旬にかけて、東京と名古屋で開催されました。運営としては48時間という耐久戦、万が一にも学生たちに事故が起こらないよう気を配ります。

toranomon

コンテストに使用するツールに制限はなく、何を使うのも自由です。さまざまな3DCGツール、ゲームエンジン、映像合成編集ソリューションがありますが、iCloneはCGキャラクター映像を素早く何度もつくるのが得意なソフトなので、短時間でのプロトタイプ映像制作(プリビズ)には大活躍です。Tooはこの技術サポートも担当しています。

本戦に出場すると

国内予選(University/3D部門)には、44名17チームが参加。その中から、名古屋工学院専門学校と名古屋学芸大の2チームが、激闘を勝ち抜いて本勝へのチケットを手に入れました。今回の本戦会場は、台湾の元智大學(Yuan Ze University)でした。

本戦に併催された「CG NEXT SEMINAR」というセミナーも目玉のひとつです。豪華ゲスト、競技の審査員でもあるヘイロン・エンターテインメント社やBase FX社が登壇されたり、キアヌ・リーブス氏主演で話題の新作SFスリラー映画「Replicas」での活用事例が紹介されたりしました。

seminar

学生たちはさまざまなセミナーに加え、各国代表チームのプレゼンテーションや学生国際交流会にも参加。さらにイベント後は台湾料理を満喫し、競技に向けて英気を養いました。

いざ、48時間本戦スタート!

発表された出題テーマは「Paintings(絵画)」。エドヴァルド・ムンク『叫び』、サルバドール・ダリ『記憶の固執』、ルネ・マグリット『人の子』の3つの絵画からひとつを選択し、得たインスピレーションから制作するという課題でした。

テーマを告げられ、いよいよ48時間がスタート。写真は競技開始から約24時間が経過した様子です。睡眠をとって長期戦に備える人もいれば、寝る時間を惜しんで無休で戦う人もいました。

48h

またモーションキャプチャーをとる専用部屋も、別フロアに用意されていました。

motion

競技開始までのわずかな時間を使って機器をセットアップ。日本チームは、ライブラリのインストールトラブルが直前までありハラハラしましたが、いざ競技がスタートしたら、私ができることはオペレーションの質問に応えるのみ。みんな頑張れ!!

日本チーム、やりました!

そしてなんと、名古屋工学院専門学校がベストフィルム賞を獲得!!おめでとうございます。

ベストフィルム賞を受賞した作品がこちら。

作品名:luckyman
作者名:Japan,Nagoya Kougakuin College [K.O]


ベストフィルム賞のチームには、約100万円(10,000USドル)が贈られます。けれど、この競技⼤会では入賞の賞⾦以上に、学生たちにとって学校の課外で動画作品を残して発表したり、学⽣同士やプロの審査員と交流したり、⼈脈を広げる機会となりました。こういった経験は必ず将来にとって⼤きなメリットとなるはず。

海外のクリエイターやプロフェッショナルと交流しながら、自らの技能をアピールするチャンスです。ぜひ次回開催時に奮ってご参加ください。


ASIAGRAPH Reallusion Award 2018公式

ゲーム業界、映像のプリビズ向けツールとして「iClone」

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