探訪!オートデスク株式会社
漫画画材を扱うアイシーから新商品「まんが工房PRO」が発売されました。この製品は、初めて漫画を描く人へ向けて、描き方や道具の使い方を楽しく学べるセットです。どんな製品なのか担当者に話を聞いてみました。
初めての漫画制作をサポート
コンセプトは「プロと同じ画材を使って漫画家体験」ができること。漫画制作に必須の道具が一式詰まっていて、原稿用紙やつけペンなど基本的なツールはもちろん、ストーリーを考えるときに使うサムネイルノートまで、プロの漫画家が使うものと同じものがセットになっています。「いきなり本格的な道具を使って大丈夫かな…」と不安な方に向けて、漫画制作のフローが紹介された冊子や、練習用紙などが入っていたりとサポートも万全です。
その中でも注目のツールは、「お手本セット」です。原稿用紙に書かれた水色の線をなぞって、背景や人物の練習ができます。キャラクターのアップや横顔、二人並んだ図、コマ割りなど、いろいろな構図を描けるのも嬉しいポイントです。さらに、人物の髪型や服装は自分で考えて描くことができるので、ただなぞるだけでなくキャラクターデザインの体験までできます。
漫画を描く達成感を
初めて漫画制作にチャレンジするとき、イラストを描くことはもちろん道具の使い方を覚えたり、ストーリーを考案したり……漫画制作には実はたくさんの工程があります。いざペンを取って描き始めても苦手な工程でつまずいてしまい、最後まで描ききれずに断念してしまう人が多いとのこと。製品担当者も学生時代から趣味で漫画制作をしており、同じ経験をしていたそうです。多くの人がぶつかるお悩みをサポートして、漫画を1本描き上げる体験をしてほしいという思いを製品に込めたとのことでした。
製品担当者からのコメントをもらいました。
「これから漫画制作を始めてみたい人や、漫画家を目指す人たちを支えられる製品になれば、と企画しました。漫画を描き上げる達成感を得られていただけたら嬉しいです。手に取ってくださった方はぜひ、ボロボロになるまで使い込んでみてください。」
本格的な道具がずらっと揃った様子は、漫画家に憧れる人にとって見るだけでもワクワクするのではないでしょうか。漫画制作に興味がある人は、ぜひチャレンジしてみてください。
関連記事
【TD】釜山ビエンナーレ2022から考える「芸術祭のいま」(前編)小さな歴史と大きな歴史が交錯するとき
2023.03.02
【TD】UXのタテヨコナナメvol.1 UX検定の発起人&『ジャーニーシフト』の著者、藤井保文さんに聞いてみた
2023.01.12
【TD】鉱山、地酒、マタギ、農業。協働が生みだす秋田公立美術大学の「複合芸術」
2022.10.13
【TD】インドネシアのバイクタクシー「Gojek」に乗ってみた
2022.09.15
【TD】「スペキュラティブデザインによる新時代の創造」美大生が考える未来の生活家電
2022.07.28
【TD】4輪に本格進出したHondaで、海外のトップメーカーで、「次の時代の価値」を見つめ続けてきた | 青戸務氏インタビュー
2022.07.14
【TD】結局のところ、UI/UXってなんですか?vol.11 - qubibiの勅使河原一雅さんに聞いてみた -
2022.06.09